スニーカーの各部名称を知り選び方やお手入れに役立つ基礎知識スニーカーを選ぶとき、「デザインが好きだから」「有名ブランドだから」という理由で選ぶ人も多いですよね。でも、スニーカーの各部名称や役割を知ると、もっと快適な一足を見つけることができます!今回は、スニーカーを構成する各部の名称と役割を詳しくご紹介します。スニーカー選びやお手入れの参考にしてくださいね。スニーカーは「アッパー」と「ソール」に分かれる!スニーカーは大きく分けて 「アッパー(Upper)」 と 「ソール(Sole)」 の2つのパートで構成されています。アッパー(Upper):足を包み込む上部の部分。デザイン性や通気性に関わります。ソール(Sole):地面と接する部分で、クッション性やグリップ力を左右します。以下はイラストです。では、それぞれのパーツを詳しく見ていきましょう!アッパー(Upper)の各部名称と役割1. タン(Tongue)スニーカーの中央にあるベロのような部分。靴ひもを締めたときに甲への圧力を分散する役割があります。パッド入りのものはフィット感がアップ!2. トゥ(Toe)つま先部分のこと。トゥボックス(Toe Box):指が収まるスペースで、広いと快適、狭いとフィット感が強め。トゥキャップ(Toe Cap):補強されたつま先部分で、デザインや耐久性に影響します。3. ライトニング(Lightning)スニーカーのパーツ名称としては一般的ではありませんが、ブランドやデザインの要素として「稲妻模様のステッチ」などが使われることがあります。4. アイレット(Eyelet)シューレース(靴ひも)を通す穴。金属やプラスチックで補強されていることが多く、シューレースの通し方次第でフィット感を調整できます。5. クォーター(Quarter)スニーカーの側面部分。デザインや足を支える機能に関わり、通気性のためにメッシュ素材が使われることも。6. レースステイ(Lace Stay)シューレースを通す部分を補強するパーツ。デザインのアクセントにもなり、スニーカーの耐久性を向上させます。ソール(Sole)の各部名称と役割7. アウトソール(Outsole)スニーカーの底面、地面と接する部分。ゴムや合成素材で作られ、耐久性やグリップ力(滑りにくさ)に影響します。8. ミッドソール(Midsole)インソールとアウトソールの間にあるクッション層。衝撃吸収や履き心地を決める部分で、Nikeの「Air」やadidasの「Boost」などの技術が使われることも。9. インソール(Insole)靴の中敷き部分。取り外し可能なものもあり、クッション性やフィット感を調整できます。消臭や通気性の高い素材が使われることもあります。まとめ:スニーカーの構造を知り、自分に合った一足が選ぶ!スニーカーはただのファッションアイテムではなく、快適さやパフォーマンスにも影響を与えるアイテムです。各部の名称や役割を理解すると、自分の用途に合ったスニーカーを選びやすくなります。例えば…✅ 長時間歩くなら クッション性の高いミッドソールをチェック!✅ スポーツ用なら グリップ力の高いアウトソールを重視!✅ デザイン重視なら クォーターやレースステイの素材・デザインにも注目!お気に入りのスニーカーを長く愛用するためにも、正しい知識を身につけて選びましょう!